制作事例:離島経済新聞社様 法人サイト

Coweb で制作を担当させていただいたウェブサイトの制作背景と過程を紹介していきます。

制作サイト:特定非営利活動法人 離島経済新聞社島経済新聞社

話:額賀順子 聞き手:西川真理子

ウェブサイトリニューアルの背景は?

離島経済新聞との出会いは、男木島に引っ越して離島経済新聞から取材いただいたことがきっかけです。離島経済新聞社は「島の宝を未来につなぐ」ことをミッションに活動されています。そうした中で、「島の人々と共に100年先の幸せを展望し、歩むこと」といった方針も掲げており、離島経済新聞社のウェブサイトの保守・メンテナンスが必要になった際には「離島に住むウェブで仕事をする人」として声をかけていただき、お仕事でもつながるようになりました。

今回、リニューアルしたウェブサイトは、離島経済新聞社の法人ウェブサイトなのですが、離島経済新聞社が10周年を迎えるタイミングでもありました。

今回こだわったところは?サイトの特徴は?

まず、予算と期間が限られているので、既存のWordPressテーマを使用したいという要望がありました。今回は、SnowMonkeyのテーマを使用しています。

ウェブサイトの全体像について、ある程度のイメージを頂いていたので、それを元に実現可能かどうか、機能的かどうかをお話しながら検討していきます。特に大事にしたのは、離島経済新聞社の雰囲気をどう伝えるかという点で、ウェブサイトのカラーやコンテンツの区切りを波っぽいデザインを施す工夫を入れています。

前回のサイトに比べると、ページのコンテンツ量が増え、各コンテンツの導線をトップに入れて、目的の場所にたどり着きやすくなりました。また、離島経済新聞社のウェブサイトにアクセスするユーザーは年齢が高めなことも分かっていたので、読みやすさを心がけるために、フォントを大きくしたり、文字へのスタイルシート追加したり、余白を多めにとったりなどしています。

企業サイトでここ10年くらいで変わってきたところは?

うまく伝わるか分からないですが、昔のウェブサイトはもっとギュッとつまっていた気がします。レスポンシブもまだない時代は、PC対応のみので十分でした。レスポンシブが登場してからは、企業側がどのユーザーがどのデバイスを使うのかを考えてウェブサイトを作るようになりました。

離島経済新聞のウェブサイトは、タブレット・スマホでも見る人が多いので、今回は、そこも意識して作っています。

また、情報の整理が、昔よりしっかりしていると思います。例えば、どういう情報をどのページに載せるべきか、ユーザーに伝わるための文章量、コンテンツ量を考えていますね。SEOへの対応も考えている方が増えてきていると思います。

今後、企業サイトに求められていくものとは?

結果を出すサイトが求められていると思います。自己紹介をする場所というよりも、ウェブサイトを見て、どう動いてもらうのか。単にアクセス数を増やすのではなく、このターゲットに対して、こう働きかけたいということを目的に作っていく必要があります。

そういう意味では、ただ情報を伝えるというよりも、もっと機能をウェブサイトに持たせる方向になってきていると感じています。

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mariko